寄残花恋(のこりの はなに よするこい)

 本年もいよいよ業務納めの時期と成りました。
今年お会いした皆様、ありがとうございました。そしてまたこれからも宜しくお付き合い下さいませ。

 さて、来年の消費税増税に関して、現在不動産を取り巻く環境は、
①10月末までの新築駆け込みの後を受け、土地購入のやや鈍化。
②そして値上がり前の資材確保や原油高からの資材の高騰。
③10月末までの短期間で受注した一斉工事の為の、職人不足。
等が顕著にみられています。
この職人不足については、長い建築不況から、熟練した業者の倒産、職人の転職、職人志願者の激減が影響しており、ここ数年はこの状況は続くと思われます。
資材の高騰も原油高や円安の影響はありますが、景気対策が功を奏して、所得向上となれば、或る程度は乗り越えられると思われます。

 そして来年の不動産業界は(あくまで私見ですが)
①消費税増税と住宅取得減税がどう影響するかで新築需要の模様眺め感あり。
②比較的消費税増税の影響を受けない中古住宅関連の需要が上向く。
③景気上向きを受けた首都圏等からの収益物件需要が上昇する。
④高齢化、生活圏の縮小で郊外から主要都市部への移住が活発になる。

 なんて、予想をしております。
と、なると割安感(消費税含む)はやはり中古住宅か!?
但し、中古住宅の場合は新築ではないので、自分に合うか合わないか!
そして必ず手を入れる必要が有る事の認識!
これが大切ですね(`・ω・´)b

 自分はやっぱ不動産業者ですので一番は「その土地」、建物は後で建て替えができるが土地は引越しできないと言う考え方なので、土地の立地や面積を建物よりも重視します。地形はそれ程拘りません、何故なら日本の建築業者は歪な土地や狭小地でも対応できる能力とアイデアを持ってるから。

 さて来春はお預りしている正円寺の中古住宅を始め緑町、和気、の中古住宅のオープンハウス。またその後続々と優良中古住宅をご案内していきます。
 自分が住んでも良いと思える物件(立地、価格、建物、ロケーションetc)
何かが光る物件ばかりです。
画像 001 (正円寺中古)
画像 003(緑町中古)
 
 また旧きを暖めつつも、新たな出会いを心よりお待ち申し上げます。
「寄残花恋」
 葉の陰に散り残っている花を見つけた時には、ずっとお逢いしたいと恋心を忍んできた、貴方に、会ったような気持ちがいたします

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