懐かしの「ほりえ港」

今はなくなった航路「阿賀~堀江」広島県呉市と松山市を結んでいた航路の、愛媛県側の母港です。
昨今の架橋やモーターリゼーションへの特化に加えて、高速道路の無料化実験でトドメを刺されて廃路になりました。

呉市生まれの小生は子供の頃何度も乗ったフェリーの売店の、とっても良く「しゅんだ」おでんと港前で売っていた釜飯が美味だったのを思い出します。

この堀江港、開港はかなり古いようで、万葉集に出てくる熟田津に関連するとも言われるそうです。
そしてその永い歴史を終えてしまった「堀江港」(漁港としては機能しております)
今「ほりえ港」に再び活気を!と堀江地区異業種交流会の皆様が「ほりえ港青空市」を開催されているそうです。
そして遅ればせながら松山市長もタウンミーティングで堀江港を「海の駅」登録へ、との話も出たそうです。まさか短絡的に、トイレと休息所の様な箱物だけ置いておけば海の駅と思ってはいないと思いますが、瀬戸の海人が利用したくなる、地域の協力を得れる、地域の活性化にも繋がる、インフラ整備と継続的な「何か」を行政地域利用者一体となって考えてみるべきでしょう。(えっと、、、自分の立ち位置を完全に見失った発言、御容赦下さい 笑)
馴染みのあった堀江港です。
是非これからも、活気を取り戻せるようなイベントや利用法を応援していきたいと思います。(夏の堀江港花火大会、毎年楽しみです)

無くなってしまった航路の復活は行政上、許認可上、何より運行技術や新規立ち上げになるので大変難しいものです。
しかし日本は、海とは切っても切れない、これからも海洋国家であり島国なのです。

一時の「耳障りだけ良い思い付き」を実行したり、その事実を認識しない人がやってる
なんて言われないないよう、自分も思い付きで喋るのは控えなければ(笑)
でも、「思い付き」って「閃き」と紙一重なんですもの~

随分と前振りが長くなりました!もうすぐ夏です!海です!出航です!
よ~そろ~!針路は東へ!(笑)