瀬戸内徒然 観艦編

伊予の松山に秋祭りが近づいてくる9月の終わり

田の刈入れも進み、町に「シデ」が吊られ始めいよいよ秋の収穫祭です。

そんな中、悪友達と波風が強くなる前にと、瀬戸内徘徊に出かけます。

行く先は、東に横須賀あれば、西の洒落た街「呉」

天気予報では曇りのち晴れ、波の高さ0.5m、東南の風のち西の風って予報です。

が、沖に出ればこれは判りません(笑)島々が多い瀬戸内海、島に当たって風向きは変わるは、磯や大型船の航跡で波も変わります。

松山から北北西に進路をとり、途中野忽那島と睦月島の間を抜けつつ、、、抜けた途端に白波が立ちます。

P1080405 中島歌崎沖の孤島

 

 

 

 

進んでるうちにクルーの一人が「風が強くなってきましたね、、、えっと前からだから、、、北風ですね!」

「違います。」「進んでるから風はず~っと前からです(笑)スピード上げたので風も当たります!」ってなバカ話をしながら一路呉へ

有名な音戸の瀬戸(平清盛wik参照)の音戸大橋(赤橋)と新音戸大橋(新赤橋)をくぐり、呉港へ、流石天然の良港、波穏やかで水深もあります。

音戸の瀬戸にも三津の渡しのような渡し舟があります。ここは三津と違って有料ですが、こんな風情が残ってるのがとても良いですね。

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(PS.三津の渡しについて、我が愛媛エステートのメンバーの子供さんが夏休みの自由研究で取り上げたそうです。きっと素晴らしい研究になったと思います^^b)

そして目的の観艦です。

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IMG_0365  おもわず我等が艇もUPです(笑) 写真1枚目はこないだ完成した「いせ」呉配備です。

この造船技術、そして整然とした規律の基、日々訓練を行う自衛隊員に敬意を表します。

そこから呉の海の駅へ 大和ミュージアムを横目に向い、桟橋着岸です。

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この「海の駅」給水、船中泊可能で、ホテルが隣接するので食事宿泊OK。ここを拠点に呉観光も可能ですね。入港は、事前にホテルへ電話するのが「吉」。利用料金はホテルで食事したりすれば時間無料等のサービスもあります。

やっぱこれです!TPOに合わせたサービスと利用喚起の方法!

クルーに懇々と「箱だけ作っちゃいかん、何を目標とするか、その目標を達成する手法を考えながら作らにゃいかんで!机上の空論じゃなく、現場の声を聴かにゃ~つまらんで!」

一同「海の駅の事なら行政に言え(笑)言う相手間違えたらいかん(笑)」まあその事です(笑)

そしてまたここで!!不動産も同じくです。TPO・目的・言う相手・何事もココですね^^b

すっかりリフレッシュしたクルー達、またこれから活躍して行く事でしょう^^

たぶん。

瀬戸内徒然日記 夏の終わり編

今年は台風の日本通過がとても多かったですね。結構早くから発生接近を繰り返しました。

全くの私見ですが、どうせ直撃するなら、今、数カ国の領有と軍事基地設置で揉めている砂州辺りで、全てを水に流して欲しいと思ったりしてます。

そんなわけで、今年は、否、ここ数年かな!?天気予報もハズレが多く雨も多く、大好きな瀬戸内放浪がメッキリ少なくなってきました。

しかしながら、松山の沖には忽那七島と呼ばれる島々とその他の無人島が数多く点在し、伝説、昔話、怪談等そこここに様々なお話が残っております。

例えば、水軍と言えば殆どの方が「村上水軍」(安土~戦国期)とイメージされるでしょうが、その前の時代は(鎌倉~南北朝時代)「忽那水軍」が香川塩飽諸島~下関界隈までの制海権を持っていたと言う文献もあるのです。当然「忽那水軍」の本拠地は「中島」。

この「忽那水軍」のお話については色々あるのですが、それはこれからの瀬戸内徒然で、いずれまた

さて夏の終わりに向った先は、夏の始めに向かった倉橋島P1080367

やっぱ係留し易いのと、上陸後行ける場所、行きたい場所ってのが航行中の景色と含めて沢山あるのです。そしてまた今回も「三色丼」なる、しらすの丼を食べます。メンバーはいつもの隊員達、その中には過去の芸予要塞上陸編で(愚痴と登頂を諦めた事で)更に名を馳せた隊員も居ます(笑)

P1080371しかし彼も立派なクルー。さっさとロープを取って係留をしてますね。

 

 

 

その彼も頼んだ三色丼。「あれっ~!今回は卵が付いてる!さすが常連になると違いますな~わはははははは!」(彼談)

人間の記憶って曖昧なモノであり、感覚に至ってはその年齢、体調、生活で全く変わったりするわけで、そう宛てになるモノではないようです。

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←前回の写真

卵付いてます(笑)

 

 

 

その宛てに成らない、でも宛てにしたり、その気持ちを大切にしたい気持ち。そして現実。

これを上手く複合しなくては永く使えるモノは少なくなります。勿論、短期的観測でやる事や目的特化も有りですが、いずれにしてもプロの様々な角度からの検証を、如何に自分の意見として取り入れて行くか!そこだと思います。

そんなプロの一人になりたくて、専門特化と言うよりも幅広く柔らかい頭で、役に立てる事を目指してる自分です。まだまだ頭が固い所もあるのですが、皆さん優しく撫でて頂ければもっと柔らかくなりますので、ひとつ宜しくお願いします。

PS.以前ちょいと比較した松山、堀江の「海の駅」、今夏吸水設備と給電設備(有料)が付いたそうです^^b何故最初からとかの突っ込みは無しで(笑)どんどん良くなれば集客できるでしょうね~。