前回お話しした、昨年行った城跡巡りですが、今年既に第二弾が行われました。
第一弾から時期について試行錯誤したのですが、ここ数年のインバウンド!?円安の影響!?で国内の名所旧跡はとにかく人が多いのと、季節によれば猛暑や大雨で健康被害、そして時期を誤ると「とにかく高い」・・・状況となっております。
結果、連休を外して、紅葉の時期、梅雨を避け、猛暑、極寒等を避け、なるべく私的行事の少ない頃合いを探していると自ずと決まったのは、やはり第一弾と同じく5月の連休明け~梅雨入り前となってしまいました。まあこれはこれで定着させれば判り易くて良いでしょうね。
選ばれた第二弾は「月山富田城跡」
大人として旅に行くにも「大義名分」が要るものなのです。大人として(笑)
若い時の見分意欲や本能に基づく行動力よりも、この歳になると自身の体調体力を考えつつも、周囲に「何故そこに行く」と言う説明(言い訳)それに自分たちの興味をどれだけ摺り寄せていけるっかってのが大事なのです!大人として(再)
この月山富田城は島根県にあります。
前回のメンバーの意向を踏まえるために、まずは最年長である師匠(城好きの)に
師匠「今度はどこに行くかな」
自分「難攻不落と言われ、大きな合戦を三度も堪え切った山陰の実戦経験済みの城跡はいかがでしょう」
師匠「!月山富田城か!?」(上記で判るとは、さすが師匠です)
自分「片道4時間くらいで、一泊で行けます」
師匠「難攻不落の城はな、それだけ険峻だとか登りにくいとか何かあるぞ、おまけに周囲には何もない・・・」
自分「ちょっと行けば足立美術館が、そしてもう少し行けば諸々温泉地が、そして日本海が」
師匠「庭園の凄い美術館!温泉!白海老、のどぐろ!飲めるじゃないか!!」
はい、島根県の月山富田城に決定です。
長老の承諾済みなので他のメンバーの攻略もなんとかなります。
月山富田城とは
「月山富田城は標高190mの月山を中心に、飯梨川に向かって馬蹄形に伸びる広大な山城です。山頂に主郭部を設け、尾根上に大小多数の曲輪を配した複郭式山城であり、菅谷口、御子守口、塩谷口の3方面からしか攻められず、城内郭の下段が落ちても、中段の山中御殿で防ぎ、そこが落ちても主山の月山に登って防ぎ、頂上には堀を築き、守りを固め、一度も落城しなかった難攻不落の城です。」
松山城よりちょい高く、その登城道が狭く急傾斜・・・
う~ん・・・これはしんどい・・・
まあ最悪、攻める側の気持ちで下から見上げて終わるのも良しか・・・(それはダメです)
と言うわけで、月山富田城―足立美術館―宍道湖温泉ツアーと相成ったのです。
中々急峻な登城道です。麓にある飯梨川が外郭の堀代わりとなり、登城道は幾つにも折れ曲がり、周囲が見渡せる二の丸から、下からは見えない本丸の手前には深い堀切まで設置されています。
自分「二の丸、ここからなら攻め手の動きが丸見えだね」
メンバー「向かいのあの山に敵は付け城でも築くでしょうね」
メンバー「北には日本海や宍道湖が見える、補給線にこの川が使えたのでしょう」
師匠「この勾配と山並みなら、攻め手は西か北に限定されただろうな」
いやいや、歳を取ると同じモノを見ても感想や受取り方が変わるもんですね。
一同疲れ果てて足立美術館へ。早速入ったのは美術館入口すぐの喫茶室。涼を取りつつ庭を眺めます。否、ただただ涼を取ります。
横山大観の初披露展示作品も見応えがあったように思いますが、、、
もう喉が乾くは風呂に入りたいは、夜の東本町の予約のお店が恋しくてたまりません。
このお店も学生時代の後輩が出雲に住んでる事から、こちらの希望を伝え幾つかチョイスして貰った一軒です。上手く要望が伝わったのかドンピシャなお店!
大将からの温かいお気遣いもありがたかったです。(地酒のお酒サービスしてくれました、「玉鋼」美味しです)
早朝も温泉に入り機嫌よく帰りの道中
師匠「んで、次回はどこにするかのー」
早速ですね(笑) はいっ!来年も元気に行きましょうーです(笑)
物事はその時の年齢、感情、経験、知識、状況によって受け取り方は変わります。全てに共通と言うのは難しいか、無理な事も多いです。
なので優先順位とその状況がどのくらいの期間なのか、自分たちの体力、生活、通勤、通学行動範囲から取捨選択し順位付けする事が肝要です。
またそれを伝える相手や伝え方を間違えると答えも間違ってくるものです。
愛媛エステートはその問題点と解決策を試行錯誤しつつ、目的に沿ったなるべく最善の答えを導く事を目指しております。
その土地地域の人、不動産、を理解し何が一番適しているかの有効利用を想定したり、逆に目標を達成するためにはその不動産をどうすれば良いかの提案を、
行政、法令、経済、慣習、マインド、とあらゆる観点から見つめて参ります。