豊穣への祈り (まつり)

ここ松山でも「まつり」の時期がやって参りました。
毎年10月の5、6、7日です。
そもそも「まつり」と言いますのは
「祀り」 神・尊(みこと)に祈ること、またはその儀式を指すもの

「祭り」 命・魂・霊・御霊(みたま)を慰めるもの

「奉り  献上や召し上げる・上に見るなどの意味もあり、皇室神道に本質がある「尊(みこと)」に対する謙譲の精神を内包した「まつり」

「政り」 日本は古代からの信仰や社会である、いわゆる古神道おいて、祭祀を司る者(まつり)と政治を司る者(まつり)は、同じ意味であり、この二つの「まつり」が一致した祭政一致といわれるものであったため、政治のことを政(まつりごと)とも呼んだ。

と、色々「まつり」はあるようです。
さて松山の「まつり」と言えば、目で見て判り易いのが神輿巡幸
基本的に、五穀豊穣を祈って神様を神輿に乗せ奉り、各家々を巡り、祝う祈る事のようです。さてこの10月5,6,7日は同じ道後平野の市町村でも日程が違うので、何か昔からの意味が或るのでしょうが・・・自分は調べてません・・・

で、自分も良くも悪くもこの町内の行事に、20年ほど参加をしております。
ハッキリ言いますと関与したら辞めれなくなったのかも(笑)
確かに拘束時間と無償労働奉仕が多く「余計な用事」なのは事実です。
要らん金も掛かります(笑)
もっと若い時はそのエネルギーの放出先として我武者羅にハシャイぎもしましたが、、
やはり神事です。色々な「しきたり」を知り、昨今の希薄な近所付き合いではない、互いに汗した付き合いの良さに、辞めれなくなった理由があるのかも^^b

さてその神輿の準備

神社との打合せ、各町との打合せ、警察との通行許可、そして町内各所への「紙垂(しで)」張り、神輿磨き、神輿組み立て、町内巡幸の打合せ、町内会各会との打合せと、こりゃ~忙しいのです(泣)
それも仕事をしつつ、限られた時間での準備ヽ(;´Д`)ノ
皆さんご苦労様でした。そして5.6.7日と宜しくお願いします。

ちなみに我が町内の神輿さま
こないだ中を剥ぐって確認した、一番古い「書き付け」によると、明治6年のモノのようです。140年前か・・・

軽くて新しいのがええなぁあああ(あれ!?)
違います、コレは大事に後世に残して行かなければなりませんね^^;

何か粗雑に触り難くなりました(笑)
当日余り触れないようにします(あれ!?)笑

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