「霧」の付く諺と言うと
五里霧中、雲散霧消、縁の目には霧が降るなど、余り良い意味のモノがないようです。
そもそも見え難い、よって危険なもので、例えて良い諺は出来難かったのかもです。
今年の梅雨は雨も多く、長い梅雨となっている愛媛です。
↑先日の瀬戸内徒然は見事にこの霧です。見える物(島や陸地)が何もなくなると、目安が付かないので、実際100m先が見えてるのか、いや30mなのか!?サッパリ判らない。正に手探りの移動になります。唯一の対抗策は五感。そして駄目!?と思ったら即引き返す事なのかも知れません。
さてそんな梅雨の中、見えない恐怖から東北の震災、熊本の震災と防災意識も高まり、この雨でも土砂崩れ等の意識を高く持ってる今日この頃です。
そして当然不動産業者も宅地分譲、建築に防災意識を更に高く持ち施工、吟味している次第です。先が見えないと言う点では景気動向も同じ、、、今年は消費税延期に始まりその後の英国ユーロ離脱発表、円高、株安、参院選挙まで色々なモノに影響し、先が見えない@@
しかしながら先が見えない五里霧中でも、何もしないでは無く、着実に手を打つ事は必要だと思います。
地震対策には地震に強い家の建築。屋根を軽く(上を軽く)基礎はしっかり、構造は補強材を多用する。
浸水や土砂崩れ対策には、周囲の水の流れ、過去の水害歴史や地理条件の検証と地盤改良、地上げで対応。
松山の中古不動産(家)を見ると、耐震基準前でも通常の家なら、余り耐震性の低い家は売りに出ていません。そうでは無いモノは更地として扱う事が殆どのようです。でも建材や技術の進歩は著しく、更に安心便利なモノへの改装はやはり必要かも。
ならソレを何時するか?
それは何かを見た!何かを感じた時です!
震災、ショールームが目に付いた、近所の新築やリフォームを見た、家族構成が変わった、etc
「その時が只今」です。
短絡的に思いつけって言ってる訳じゃありません、慎重に検討、熟慮は必要ですが、
「七息思案」 ――七息つく間が決断のポイント
葉隠からの解釈ですが、「ことにのぞんで慎重でなければならないのはいうまでもない。ところが、この慎重ということが、なかなかのくせものである。もともと慎重を期すことは、当人にとっては重要な事柄についてである。重要であるからこそ慎重でなければいけないともいえる。そしてこの慎重の裏側をのぞけば、迷いであることが多い。慎重と迷いは、同じものを角度をかえて見ているにすぎないのではあるまいか。」
早くやればそれだけ便利安心を早く享受できます。例えば住宅ローン等の支払いについても早く終わります。そんな決断のお手伝いには、計算だけ損得だけで割り切れるモノだけではありません。是非現場での経験を積んで、相手の身になって考えれるプロの業者をお選び下さい@@b
そんなプロにまた一歩育ててくれるのも、相談頂ける皆様なのです(+・`ω・´)キリッ(霧の洒落では無いです・・・
嗚呼レーダーが欲しいもんです(笑)