島国であるが故

大陸の人にはトント馴染がない事でしょう。
世界でも有数の有人島を持つ日本の「海と島」への気持ち。
世界に島国は幾つもありますが、その条件の中で比較的大陸に近い、規模の大きい国と言うと日本、イギリス、インドネシア、キューバetc等
その特徴は「文化的には大陸の影響を強く受けているが、政治的、軍事的には独立の歴史が長い。日本とイギリスは海洋国家として大陸にも政治的・文化的に大きな影響を与えてきた。」
これが規模が小さい島国国家だと「文化的にも政治的にも大陸国家の影響を強く受けており、その植民地などであった時代が長く、独立は比較的最近のことである。」
と、なり大陸から離れると文化的政治的に発展が遅れたり、独自な文化が育ったりとなります。
日本はその島国の中でも群島国家とでも呼ぶべき大小様々な島々の集まりですね。
そして良く言われる「島国根性」(下記wik参照)
日本人が英語をあまり話せないこと
日本人が持つ排外主義的な意識

これが大きな理由のようですが、
日本以外の島国に住む民族が、島国根性を持っているとは言われてないようです。

しかしこれは、島国という地理的条件というよりも、日本の人口が多く経済力が強く外国人に依存しなくてもやってこられたことや、語学的な制約から相互コミュニケーションが難しい等の要因も挙げられるわけで、実際の所、他の様々な民族や国民に共通して見られる傾向でもあるわけですな。

それよりも日本は律令国家以来、御恩と奉公「本領安堵」として、その狭い「土地」が資産価値の大部分を占めたって事が大きな影響なのでは!?大陸の様にしょちゅう国境が変わり、異民族に追われて、着の身着のままで貴金属持って逃げ出す事が無かった故でしょうか!?

だからって尖閣、竹島、北方領土については敵も理解してくれんわな~・・・(;´Д`)ウウッ…

そんな中での来島海峡↓

昔から「一に来島、二に鳴門、三と下って馬関瀬戸」と唄われるように、潮の流れが速く、海の難所として知られています。正に渦です!

そして素晴らしき「来島大橋」↓
(横のオジサンは橋ではありません、ただの悪友です 笑)

しまなみ海道橋梁群の是非はともかく
素晴らしい技術と自然の融合の「絵」は愛媛の宝ですね(  ̄ー ̄)*キラン

数多の権謀術数に嵌ることなく、独立国家としての威風堂々たる所作・技術・文化を維持しつつ、大いなる融合を図って欲しいもんです。(意味が判らなくなりました 笑)

居てくれてありがとう

身近なのに知られていない事、あまり意識にもされない事って結構あります。
えっ!?自分ですか!?存在感薄いです(TдT) アリガトウ

いや、先日久しぶりに「生スナメリ」を見ました。
皆様はスナメリって御存知でしょうか?
「クジラ目ネズミイルカ科に属する世界で最も小さなクジラ・イルカの仲間です。このスナメリは成長しても体長1.6~1.7m、体重50~60kg程度にしかならなず、寿命は20年~30年程度と思われています。また、2年に1度程度、1頭の子供を生むと考えられています。外見上のイルカとの大きな違いは背びれがなく、またイルカのようなくちばしが無く顔が丸いことです。可愛らしい顔をしている事から水族館の人気者でもあります。」
なのですが、一番判り易いのはCMで「空気の輪っか」を出していたのをご存知なのではないでしょうか!?

この愛くるしい「スナメリ」ですが瀬戸内海には割りと居ます。ただ年々見る機会は減ってきてますから生存数も減っているのでしょう。
おまけに見つけても、背びれがありませんので背中がヌット、見えるか見えないかなんですね(;´Д`)判り難い・・・

写真中央やや左辺りの波の盛り上がりがソレ
この日は推定10頭近くの群れでした。
彼らは水深の浅い海に居ます。だから昔からこの辺りの瀬戸内海には結構いるのです(`・ω・´)b
なのに何故、あまり知られていないのか!
①食べてもあまり美味くなかった
②漁業者の邪魔にもあまりならなかった
③つまり海に関る人には「毒にも薬にも」あまりならなかった
以上の理由の様です(苦笑)

でもね彼らは、人間生活に近い浅い海に居るが故に、水質の変化、生活域の破壊、水産資源減少等の理由から、その数を減らしているのです。
人間にとって要る要らないではなく、食物連鎖や生態系等も考えて、そして何より愛くるしいその姿は、「浅海瀬戸内海」のシンボルとも言えますね(`・ω・´)b
夏はマリンレジャーが楽しいです。でも、その出たゴミの一つ一つを海に捨てないで下さい。今自分ができること、大切にしたいですね。

あ・・・存在感が薄い自分ですが・・・確実に「居ます。」
大切にして下さい(笑)

瀬戸内徒然日記 復活編

たいして海育ちってほどでもありませんが、海が好きで、毎夏沖で浮かんでいたり、島巡りをしている自分達です。そこから瀬戸内の歴史や史跡に興味が出たのは、只単に「歳を喰った」からなのかも知れません。

しかしっ!とうとう今年愛艇のエンジンがお釈迦となり、数週間「抜け殻」のように遠くを見つめ「逝く夏」を怨む日々を過ごしておりました、その「抜け殻」を見た人々に「しょんぼり地蔵」と言われつつ・・・
船って今更ながら「エンジンが命」なのですね。
オールで漕ぐには重過ぎます・・・ヨットじゃないので帆もありません・・・
エンジンが壊れている船は買い手も付きませんし、買値も当然付きません。
或る程度の年式が経っていれば或る意味「エンジン代+α」が船の価格なのかも・・・

で、中古エンジン、大規模修理、乗り換え、等など。悩みに悩んだ選択は「新エンジンへ換装」と相成りました(TдT) アリガトウ

ついでにドライブも換装です。

(鉄則 やる時はキッチリと周辺まで!)

結局思うところ、ボートも不動産も似たところ
中古ならば使用できるようにどこまでするか(リフォーム等)で価格も需要も変わる。
新品ならばその時期、その流行や合理性、価格設定等に因って売れ行きも変わる。

但し、動産と、我らが不動産の大きな違いは(`・ω・´)b、
動産はその機能を果たせなければタダ同然。
不動産は、土地さえ残れば資産に成り得る!

是非、良いモノ(土地)に、メンテナンスや維持管理まで含めて合理性を考えた加工をして(建物)、永い資産形成をなされて下さい。

海も遠目で観ると凪のようでも、近くに行けばドンブラコの時が多いです。

(↑この後、全員全身びしょ濡れになるほど波に翻弄されます^^;)
景気も人生も同じですね。
できるだけ良い船と良いクルーで安心に乗り切りましょう!