不動産(土地)は敢えて作らなければ中々同じ形のモノはありません。
面積も間口も奥行きも様々。
一般に日本では、南向き道路に日当たりよく、めいっぱい部屋を取りたいって方が多いのですが、そうそうそれが可能な不動産も少ないのが実情。
逆に外国では暑い、家具や装飾が日焼けする等の理由で、あまり南向けに拘らない事が多かったりします。
確かに働く事が多い日本人は、日中に部屋でのんびりする時間ってのは少ないので、日当たり良好でも家に居ない事が多かったりするもので・・・中々理想と実生活は一致しない時も多いものです。
さて、自分たち不動産業者がお客様に売却等を依頼される時に、この不動産はどういった利用に適するだろうか!?これが価格設定や購入者の探索に大きく関わる事項になります。
勿論都市計画法に定める条件を鑑みながら、その不動産利用の最適を考えます。
そしてじっくり知れば知るほど、どうにも成らないモノは殆ど無い!って事に気が付きます^^b
今回愛媛エステートが提案するのは、限られた敷地で限られた有効利用をって事で、建売住宅をやってみよう!です。土地は21坪と狭小、しかし生活利便性が高く、建て方によっては部屋数や駐車場も確保できる。でも見た目で想像が付き難い。なら造ってみよう!と相成りました。
夫婦二人、親子、単身向きに特化した2LDKプランです。
小型車ですと2台可能で、コンパクトながら合理的間取りのプラン!目標は本年8月完成!
物件の立地は、久米小学校至近の松山市鷹ノ子町。この界隈での新築住宅なら2500~3500万クラスが多いと思います。現在建築費用等打合せ中ですが、1700万前後で販売できるように鋭意調整中です!
会社の商品宣伝になってしまいましたが、前回も書いた内容でとっても残念な「適地適築」を感じたものだから・・・
堀江海の駅の今(比較に他所の海の駅HP覗いてみてくださいませ)
季節にもよるのだと思います。でもこの箱で何をせいっって言うのでしょう!?あの中の椅子にすら座らない気がします。基本桟橋も予約が無い場合、不法利用を避けるため施錠中で釣りもできない。せめて、ここから交通機関を利用する案内や、周辺の観光地、買い物場所の案内、地域行事の宣伝等できる事は色々あるはず。
本当は地元の人や観光者にも使える地域特産店等があればもっと良いのでしょうが、そこは事業計画してみないと赤字じゃ成り立たないでしょうから。しかし、コレは酷い。「箱作ってやったから、後は面倒は辞めてくれ、適当にどうぞ」感が半端ないですね。
最近出てきた話は、水族館湯築城跡誘致計画。
何も海から離れた道後にしなくても・・・三津の再開発やフェリー利用を重ねて利用して沿岸部に瀬戸内ならではの水族館で良いのではないの!?
じゃないと、また箱だけ作って「やりました!」感になりそうでね。真剣に流行ってる水族館やマーケティングリサーチして検証してるのだろうか???
「適地適築!」これは勉強、記憶、事務処理ができるではなく、創造ができる力ってのがとっても大切だと思います。
その為弊社も、更に想像、創造、からの形へ、頑張ります。