広島県の南、呉市南東沖に浮かぶ倉橋島。その一番東側に、うねり曲がった細長い半島が海へと続いております。その形から、ついた名前が「亀が首」!。
険しい岩山が海へ向かってうねりながら続き、しっかりした道も無いため、半島の先端部、亀の首やその先の頭の部分へ、陸上から近づくことは中々容易ではありません。その秘境性ゆえ、戦前は、軍事機密の秘匿性を必要とする兵器の開発や、訓練が行われた場所であります。そして、その秘匿性ゆえ、当時極秘に建造された戦艦大和の大砲の試射などが行われた「亀が首大砲試射場」という海軍の基地があったのです。そして終戦後67年たった現在も、それらの廃墟が残っているそうです。
と、言うわけで旧来からの探索目標の一つ、
海をゆく者だけが到達を許される、「亀のアタマ」を目指して!
母港から2艇1機(総員12名)で出撃です。
高速艇ばかりで波も穏やかだったので割と早く40分くらいで到着と相成りました。
↓緑の甲羅に、右方にもたげた先っぽが頭にも見えるかな!?
↓それとも上から見た地形でも亀の頭に見えるような気も!?
上記の写真の、真ん中のやや左側(樹木が薄く山が低い所)、地図で見ると試射場と書いている点から、四国方面に大砲の試射をしていたようです。
そして「亀が首」を回り込み、いよいよ!当時の船着場です。
戦時中の秘匿基地「海軍・亀が首大砲試射場」 いざ!上陸です。 (。・x・)ゝ
ー続くー