瀬戸内海と人

瀬戸内海には大小3,000の有人無人の島々があります。
凄いっ!と思うのは、結構縄文弥生時代の遺跡遺構が島の大小に関らず出たりするところです。
無人島が有人島になり、或る程度の年月生き物がそこで生息できたりコミニュティを構築できるとなると何が必要か考えてみます。
考えつくのが衣食住。この3点はきっと昔から必要だったでしょう。特に水。
島なら魚介類は獲れそうですが、それだけでは栄養失調となりそうですし、瀬戸内は台風の通り道ですのでしっかりした居住施設も必要だったでしょう。気候は温暖とはいえ、裸では身体を壊しますね。
すると定期航路がなかった時代、移動手段も限られている時代だったのに小さい島でも遺跡遺構が出るってのは・・・
う~ん・・・その当時、島がもっとでかかったが、大部分が沈んだ!?(由利島伝説等)
想像以上に流通経路が確立されていた!?

はてさて専門書でも見ないと判りません(´ー`)チラネーヨ

仕事柄、地域に密着し不動産と言う、割と先祖代々にまで関与する業務をしていると、その方の苗字や親戚筋また方言等から出身地に気が付いたりします。
結構ここ島国日本の中の、更に島国四国にも日本全国津々浦々、人間の移動や流通ってあるもんですね~

特に愛媛県はその面積や人工の割りに、江戸時代細かく8藩にも分かれておりました。
それだけでもかなり国替えや何かで移動したでしょうし、中央集権の時代があれば必ず転勤出向があって当たり前だった事でしょう。
その移動も一族でってのもかなりあったでしょうからコミニュティ自体が大きく流通してたのでしょうな~。

で、愛媛県長浜町の沖に、ポツンとある「青島」。定期便が一日1往復のみ

どうも判っているのは江戸時代頃無人島だったこの島に、播磨の国(今の兵庫県)から数家族が移り住み、最盛期に人口800人・・・島の神社の石碑には確かに播磨の出身だろうと思われる苗字が並びます。
こんな移動が古(いにしえ)からかなりあったのでしょうね~。
やっぱ日本って狭い!?否、人間の行動力、移住する力って凄いです!

しかしながら「青島」現在人口数十人・・・廃墟だらけ&猫多数

ほんのワンショットですが、何匹写ってるでしょう?
猫好きには堪らない島かも知れません、島に降り立つと山ほどの猫がお出迎えしてくれて、まるで「ハーメルンの笛吹き男」の様に釣り場にゾロゾロ付いて来ます(=゚Д゚=))

但し、魚を釣ったら早く取り込まないと、あっと言う間に数十匹の猫が群がり、ジャンプしてでも魚を咥えて逃げるのですヽ(ヽ>ω<)ヒイィィィ!!
下手すれば猫ごと竿に釣れそうです(((( ;゚д゚)))アワワワワ
釣りに行かれる方は御用心をm( __ __ )m

あっ!?彼らは(猫)、「こいつら下手くそ」「もう釣れないな」と見るや、我々の周りから姿を消しました(笑)
せめて皆さまは、私の周りに居て下さいませ(笑)