さて5月の大型連休頃から例年暖かくなり、また雨もポツポツと増えて参ります。そして瀬戸内徒然日記はいよいよ海への出動時期となるのです。
島巡りをメインでする小生は、実は釣りはド素人@@; 投げ釣りを何度かしたり、かつて数回船釣りに連れて行って貰ったことがある程度。
その時に慣れた人とド素人の差が歴然としたものでした。まず、竿を入れるタイミングが遅い。餌付けも当然遅い。竿を上げるタイミングもこれまた遅い。結果お祭り騒ぎ(糸が絡む状態)の元凶となったものでした・・・糸を解いている内に船酔いはするし、そりゃ~もう大変・・・
そこで!折角瀬戸内徒然するのだから、多少は釣りもと思い付いたのですが、さて、何が要る?どこで釣る?ここからのスタート。
瀬戸内海は平均30数メートルの水深だそうです。しかし、島と島の間の水道、海峡等は潮が速く水深も深く(100m以上等)なっています。人に「昔海軍の軍艦がこの海峡を通るので爆破して水深を深くしたそうじゃ」と聞いたりもしました(真偽不明)。
魚なんて、海が繋がってるのだからどこでもと位に思ってるド素人の小生@@;しかし、やっぱり餌がある、安全である、産卵に適している等の理由がないと魚も居ないモノらしいです。投げ釣りして釣果が上がらない頃、投げたもう少し先に魚が居たはずだと思ったりしてましたが、さてさて・・・
出航日は大潮(海の干満が大きい日)ド素人なりに潮の通る所へと向かいます。すると流れが速くて船はドンドン流されます(当然)水深も深いのでリールを手で巻くにも底にすら届いてるか判らない状態で、流されて、リールを巻くの繰り返し。こりゃ釣りに成らんと、なんとなく磯が出ていて如何にも魚が居そうな場所へ移動。魚探ってのを初めて真面目に睨みながら「ああ~水深3.2、3.0、2.8mおおお浅い~!」大潮です、普段出ない岩まで出ます@@;こりゃ~大変だと思いつつも、水深が判る!コレに感動。停まると比較的正確に出るようです。
で、あっちこっち水深見ながらウロチョロ「は~この海水浴場、この辺まで来れば15m以上あるのか」「あ、ここはこんなに浅かったのか~」「お!ここから海底が斜面になってるんだ」とか
釣果は上がりませんが、全く見えない足元(水深と地形)にドンドン興味だけが沸きます。問題は魚探の魚の居るかいないかの見方が今一判らん点・・・
さて振り返って不動産も足元は大切@@b 特に昨今災害等の影響でシビアに考えなければならない風潮。
問題はソコがかつて何だったかと古の歴史が判れば想像は付き易いのですが、そうは中々大変。造成地なら盛土か切り土かは比較的判断付き易い見方。そして全体の地形を見る。ソコが扇状地なのか、谷間なのか、埋め立てなのかetc
でも一番単純明快なのは、建物建てる時、上を軽くする事と基礎をしっかり打つ事@@b
最近は地盤調査をするお宅も増えました。そして柱状改良や杭打ち等の足元補強。それに加えて建物の上下階のバランス。これが肝心なのです。地形的に見て災害の影響が少ないと判断できれば、後は上の作業をキッチリやる。これだけで災害時の対策は大きく進みます。
見えない足元、案じ続けるよりも、実際見て、対策をした方が前向きですね。
さてと、小生も魚探の見方勉強します、そしてできれば釣果も・・・